「バンダイ 1/24 零式艦上戦闘機52型丙」です。
バンダイが、飛行機プラモデルとして「1/24 WORLD WAR Ⅱ AERO FIGHTER SERIES」という、シリーズがありました。
このゼロ戦の他に、P-51D、紫電改、Bf109Eがありました。
昔々、小学生になったばかりの頃に、理由は覚えていませんが、お父さんに犬吠埼の灯台のプラモデルを買いに、連れていってもらった機会があります。
その頃の模型屋さんは、スケールモデルが中心の売り場で、子供の購入するようなプラモデルは、駄菓子屋さんで購入するのが、私の住んでいた地域では定番でした。
その時に連れられて行った、ハイクラスな品揃えの模型屋さんの、一番高い棚の上から下々の者(私たち子供)を見下ろしていたのが、このバンダイの1/24ゼロ戦52型丙でした。
細長いパッケージで、長編方向が横置きになっていて、高い所にあるために、その当時の私には何があるかさえ、わかりませんでした。
また、圧倒的な存在感のパッケージの大きさは、当時子供だった私には、物理的にも見ることすら出来ません。
いつか大人になったら、手に取って、見ることも出来るのだろうかと思ったものです。
このゼロ戦は、お父さんが、好き者(プラモ作っていた)だったので、棚の上から手に取り、眺めていましたが、この時は私への買い物だったせいか、購入しませんでした。
そのパッケージを見た当時の私は、緑色の飛行機としか認識はありませんでした。
このゼロ戦、社会人になって5年目ぐらいに、模型屋さんで目に止まり、当時の事を思い出したため、購入したものです。(いつもの衝動買い)
何度も再版されているようで、大きさは1/24なのでゼロ戦のプラモデルでは、今でこそ他のメーカーのもありますが、最大級のスケールでしょうか。
表面にはびっしりと、凸でリベットが再現されていて、パーツの分割のやり方や、ディティールのおおらかさで、時代を感じます。
形も少々おかしいけども、あのキャラクター物のバンダイが、一生懸命に、世に出してくれただけでも感謝です。
しかも、1/24スケールでは、今後国内メーカーでは、あまり発売されなさそうですから。
このキット、じっくり作るつもりではありますが、置き場所に困ることは、間違いなさそうです。
このキット、途中までで放置していますが、いずれ紹介させていただきます。