タミヤ 1/35 6ポンド対戦車砲 MM005

「タミヤ 1/35 ミリタリー・ミニチュアシリーズNo5 6ポンド対戦車砲」です。

ミリタリーミニチュアシリーズで、最初に発売された砲が、6ポンド砲という選択は、タミヤがイギリス軍が、好きなためでしょうかね。
タミヤの飛行機、戦車をみると、イギリス軍のものが多いように思います。

この6ポンド対戦車砲は、第二次世界大戦で使用されたイギリス軍の6ポンド対戦車砲です。
この6ポンド対戦車砲を見た最初の印象は・・・

弱々しい~。

同じ時代のドイツの対戦車砲に比べ、とても貧弱な印象です。
ただタミヤの説明書には以下の記載があります。

口径57mm、有効射程約5000m。
1分間に20発の発射速度で初速は815/secその威力は重装甲で知られるタイガーI型ですら破壊できたのです。

え???

タイガー戦車を破壊できた?

1分間に20発というのも、3秒に1発???

さすがにタイガーは正面ではなく、弱点である装甲の薄い部分でのピンポイント攻撃でしょうか?

この6ポンド対戦車砲って実は、凄い兵器なのでしょうか?(笑)
それとも、扱う砲兵の練度の賜物なのでしょうか?

ウィキペディア等のネット情報によれば、43口径と50口径があるとなっていて、結局1960年代まで使用されたと記載があります。
建国当時のイスラエルやイギリスの植民地や、統治されていた国では、使用されていたのでしょうかね。

     

このタミヤのキットは部品点数も少なく、組み立てはすぐに出来ます。
砲兵も3体付属していて、ちょっとした情景再現も、このキットだけで出来てしまいますので、結構気に入っています。

正面から捉えてみると、意外と迫力があります。
砲身も、対戦車戦の様に、上下と左右の俯角も稼働して、俯角が取れます。
完成後もしっかり遊ぶことが出来ます。

ミリタリーミニチュアシリーズの初期のキットのため、各所にひけが多く、パテによる修正がやや必要ですが、基本形状はきちんとしていて、組み立ては、意外と早く終わりました。
発売は1970年7月のようですが、50年以上の年齢のプラモデルって凄いと思えてきます。

     

3人のイギリス兵が付いているのですが、この対戦車砲には欠かせない存在と思えます。
AFVの戦車本体では、フィギュアが載っていない状態で作る事が多いのですが、対戦車砲や高射機関砲などは、むしろフィギュアがないと、さびしく感じてしまいます。

指揮官以外の後ろに控えている人、砲弾を持っていないと、おなかを壊して痛がっているみたい。
(実は砲弾部品をなくしました。)

別売りのブレンガンキャリアーが、この砲を牽引して使用されていたと思われますので、いつか、2つのキットでその姿を再現したいと思います。

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