タミヤ 1/35 ドイツ戦車兵セット MM001

       

タミヤ 1/35 ミリタリー・ミニチェアシリーズNo1 ドイツ戦車兵セットです。

タミヤ1/35MM(ミリタリーミニチュアシリーズの略、以後MM)を、集めだしてから強く思い続けていたのは、全部のシリーズを揃える事でした。
ところが、一番最初の製品である、「ドイツ戦車兵セット」は、私が模型に興味を持ち始めた頃にはすでに絶版で、近所にある模型屋さんでは見ることはありませんでした。
ある日偶然、ぶらっとよった、中古模型も取り扱っているリサイクルショップで、発見出来たのは幸運でした。

まず再生産はなかった、ミリタリーミニチュアシリーズNo1のドイツ戦車兵です。
値段が若干高いのは、まあ仕方がないとして、購入したものはちょっとパッケージのよれよれが、多少気になりました。
発売時の価格は80円!!
現在の物価価値に直したら、いくらかはわかりませんが、昔は良い時代でした。

このキットが、記念すべき1/35のMMの最初のキットとなっているのですが、現在の肥えた(笑)目でみてみると、ちょっと形状がきついです。
特に、顔つきがかなり悪く、そしてポーズも硬いし、頭と胴体のバランスがちょっと変です。
昔の○東や○ジ○のギャラントシリーズと同じようなレベルです。
部品の刻印を見てみると、1968年9月に製造されたとわかりました。

このキットは、数年後には新たに戦車兵1体と、ドラム缶のアクセサリーが2つ付いて、MMの19番目の商品になりました。
金型も部品追加変更になった為か、このNo1は、しばらく生産休止(タミヤは絶版とは表現しないそうです。)となったようです。
このドイツ戦車兵の入手が出来たことによって、タミヤの1/35MMのコンプリートが、見えてきました。

このキットは2019年に久しぶりの発売となりました。
価格は540円(税込)パッケージもほとんど当時のままです。
当然購入しました。

▲全部でキットに入っているのはこれだけ。

組立説明書と、戦車兵3体分のランナー1枚、あと<このキットに関する注意とお願い>が書いてある注意書きの紙。
日本語以外の言語でも書かれています。

▲ランナーも外周枠がなく、昔のプラモデルそのもの。
子供の時は、当時のプラモデルはランナーが少なかった為、手で、引きちぎって組立てのがスタンダードでした。
でもさすがに、これは接着剤がないとつらい。

▲こちらは、組立説明書によれば、C <戦車長・士官>
ランナーのパーツ表示はA1からA3です。

▲こちらは、A <戦車長・下士官>
ランナーのパーツ表示はB1からB3です。

▲そして最後は、B≪操縦士≫です。
ランナーのパーツ表示はC1からC4です。

▲なんと、小さな組立説明書。
どことなく3人の戦車兵が可愛い。

A≪戦車長・下士官≫と、C≪戦車長・士官≫は3パーツ。
B≪操縦士≫は4パーツでの構成です。
組立はあっという間に終わります。

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