「タミヤ 1/35 ミリタリー・ミニチュアシリーズ 3号戦車M/N型」です。
ミリタリーミニチュアシリーズ11作目の旧作キットのほうになります。
現在では絶版となっているプラモデルです。
※タミヤでは絶版とは言わず生産休止品と呼ぶそうです。
このキット幾度と再版されていましたが、私の乏しい記憶では、高校生の頃に、近所の模型屋さんでもう生産しないかもしれないと店主に言われて、購入した覚えがありました。
その後は、プラモデルに興味がなくなり、長い間しまっていたものでした。(笑)
このキットを見てみますと、最近のタミヤのキットに比べると部品のシャープさは全くありません。
しかし、省略されているディティールも見受けられますが、3号戦車の特徴は出しています。
このような旧モデルで、当時発売されていた各国戦車のプラモデルでの形状が、自分には、本物も同じシルエットだという印象が、刷り込まれていきました。
※後に模型映えするように、ディフォルメが入っていることを知りました。
部品点数も、現在のミリタリーミニチュアシリーズに比べると圧倒的に少なく、逆に組立が短時間で可能な、このぐらいが、ちょうど良いかも知れません。
キャタピラもポリ製で、組み立ての手間はありません。
モーターライズ版もありましたが、なんせ走行して遊んでいる最中に、OVM(車外装備品)が、ぽろぽろと取れてしまします。
そして、キャタピラも結構な頻度で外れました。
そういえば、小学生の頃、戦車のスピード競技会が、地元で一番大きいおもちゃ屋さんで、よく開催されていました。
まだ、ミニ4駆が発売されるはるか前の話ですが、スーパーカーブームの時代には、車のモーターライズのプラモデルのスピード競技会が盛んでした。
確かスーパーカーブームが過ぎ去ったあたりで、お店も次にプラモデルを売るためにいろいろ考えていたのかも知れませんが、戦車のスピード競技会も結構、人気がありました。
競技に参加していたのは、圧倒的にタミヤの製品が多く、1/48のゴムキャタピラ製の戦車が、小さく軽いため主流でしたが、中にはこの3号戦車をエントリーさせていたツワモノがいて、また結構速かったのを、覚えています。
このプラモデルに触れると久しぶりに、忘れていた、小学生の時の生活を思い出しました。
古いプラモデルは、購入した当時の時代や背景を、
思い出させてくれます。
これがまた、気持ち良かったりもするのです。
また、塗装したら紹介させていただきます。