「タミヤ 1/35 ミリタリー・ミニチュアシリーズNo14 ドイツⅢ号突撃砲G型戦車」です。
このⅢ号突撃砲G型戦車も、旧キットのⅢ号戦車同様、現在は生産休止品(絶版)です。
105mm榴弾砲のタイプと75mm砲の搭載の形式の選択が、出来ます。
戦車兵1体 ドイツパラシューターセット(4体)がついています。
パッケージも、迫力あるアングルで、このキットだけで、ちょっとした情景作りをイメージさせます。
Ⅲ号戦車同様、このキットもモーターライズ化されていて、昔は近所の子供が持っていて、変わった戦車に当時は見えたものです。
キットの出来は、昭和の時代のキットですし、昔のタミヤの製品ですから、ボテっとしたシャープさもないものです。
しかし、長い間1/35では市場で競合していなかったので、後に、グンゼやドラゴン、そしてタミヤのリニューアルが出るまでは、私の中の想いでは、Ⅲ号突撃砲のキットと言えばこのキットでした。
このⅢ号突撃砲は今はなき名古屋のたまご屋さんで購入したものでした。
当時、父に連れられて、名古屋の大曽根の商店街で680円で購入したそうです。
とても懐かしい。
組立は、意外と簡単でした。
転輪関係はポリキャップでの差し込みですので、キャタピラのセットがやりやすい。
ディティールは、モーターライズにされる想定もあってか、OVMなど省略している箇所が多いです。
シェルツェンがあるのは、当時は驚きでした。
しかし、取り付けステイがごつい。
シェルツェンを付けてしまうと、ほとんど足回りは隠れます。
キャタピラはポリキャタピラで、ベルト式が当時は当たり前でした。
組立が簡単で、汚せば、ディテールが良い具合にとぼけて、リアルに見えます。
最近は、1枚ごとの別のインジェクション製のキャタピラ仕様のキットが多くなってきています。
ただ、個人的にこのベルトキャタピラが好きなので、なくなって欲しくないですね。